広瀬川1万人プロジェクトとは?

杜の都・仙台のシンボルである広瀬川の自然環境を守り,多くの市民が親しめる広瀬川とするため,100万都市仙台の1%・1万人をキーワードとして,市民・企業・行政などで実行委員会をつくり活動を展開しています。

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主な活動は,春と秋に実施している流域一斉清掃です。
特に秋には,「広瀬川の清流を守る条例」(1974年9月28日公布)にちなみ,毎年9月の最終土曜日に流域10数ヶ所で一斉清掃を実施しています。
さらにこうした清掃活動をきっかけとして,より皆さんに広瀬川に関心を持ってもらおうと,清掃終了後に芋煮会やもちつき,カヌー試乗会などの参加者の相互交流や,地域のことをよりよく知ってもらうためのエコスクールなど,清掃以外の活動にも取組んでいます。

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この活動は,広瀬川に関心を持つ皆さんの協力により平成14年から続けられてきました。
これからも広瀬川の自然環境を守りながら,多くの市民が親しめるようにしていくため,私たちと一緒に活動しませんか。

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主催

広瀬川1万人プロジェクト実行委員会(企業・市民活動団体・NPO・行政などで組織)

河川・海岸一斉清掃の実施日

〔春編〕:4月下旬頃の土曜日(草が繁茂する前に実施)
〔秋編〕:9月下旬頃の土曜日(「広瀬川の清流を守る条例」公布日の昭和49年9月28日由来)

主な経緯・活動

2002年●NPO法人水環境ネット東北が仙台市の環境社会実験の一環で「広瀬川1万人委員会」として、流域の6会場で一斉清掃を実施。
2003年●第2回広瀬川流域一斉清掃(秋)
2004年●荒天のため清掃中止
2005年●第3回広瀬川流域一斉清掃(秋)
2006年●名称を「広瀬川1万人プロジェクト」に、運営を実行委員会形式に変更
●第4回広瀬川流域一斉清掃(秋)
2007年●第5・6回広瀬川流域一斉清掃(春・秋) ※春と秋の年2回の開催に変更
2008年●作並会場担当の団体と企業が中心となり、川に親しむイベント「作並かっぱ祭り」を開催
●第7・8回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2009年●第9回広瀬川流域一斉清掃(春・秋) ※春は作並会場のみ実施
2010年●第10・11回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2011年●フォーラム「震災の記憶」を開催
●第12回広瀬川流域一斉清掃(秋) ※東日本大震災により秋の一斉清掃のみ実施
2012年●フォーラム「広瀬川の魅力づくりと市民活動」を開催
●第13・14回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2013年●累計参加者数10,000人を突破
●第15・16回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2014年●フォーラム「広瀬川で市民・企業・行政をつなごう」を開催
●第17・18回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2015年●フォーラム「広瀬川を生かした川づくり・まちづくり」を開催
●広瀬川学校「秋の広瀬川・生き物の暮らしをのぞいてみよう」を開催
●第19・20回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2016年●広瀬川学校「まち歩き~歴史・自然・文化を学ぶ~」と「サケ観察会と河川清掃」を開催
●第21・22回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2017年●広瀬川学校「冬季講座」と「作並断層と作並温泉」を開催
●第23・24回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2018年●広瀬川学校「おいしいウヰスキーができるまで」と「プラスチックゴミにゆくえ」を開催
●第25・26回広瀬川流域一斉清掃(春)
2019年●広瀬川学校「プラスチックの海洋汚染削減セミナー」と「みつろうエコラップワークショップ」を開催
●第27・28回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2020年●広瀬川学校「令和元年東日本台風の対応と流域治水に向けて」を開催
●第29回広瀬川流域一斉清掃(秋)
2021年●広瀬川学校「阿武隈川・名取川における洪水の歴史と治水対策 ~施設では守り切れない大洪水は必ず発生する~」を開催
●第30回広瀬川流域一斉清掃(秋)
2022年●20周年記念総会及び講演会
●第31・32回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)
2023年●広瀬川学校【講演会】「災害と日本人ー異常気象の世紀を迎えてー市民が守る」を開催
●第33・34回広瀬川流域一斉清掃(春・秋)